文学館カレッジ

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2023年度開講講座

2023年度の文学館カレッジがスタートします。言葉を大切にしながら、文学をより身近なものにし、人生にいっそうの彩りと深みを加えたいと願う皆さまとともに学び合うための文学館の試みです。
文学館ならではの充実したメニュー。言葉への深い愛情と理解から生み出された多彩な作品の講読や分析を通して、言葉の持つ豊かな力、言葉による表現の可能性を求めて開催します。

各講座の開講日程、講師、受講料など、詳細については 文学館カレッジ総合案内 をご覧ください。
皆さまの積極的なご参加をお待ちいたします。

 ※(公財)北海道文学館賛助会員には受講料の割引があります。
 公益財団法人北海道文学館 賛助会員募集のページへ

お申込み・お問い合せ先

受講申込 2023年5月26日(金)より
※各講座ごとに定員となりしだい、申し込み受付を終了いたします。
申込方法

「受講申込票」をカレッジ事務局(文学館)まで
郵送、FAX、Eメールのいずれかの方法でお送りください。
電話でのご予約も可能です。(受付時間 午前9:00~午後5:00)

詳細については、文学館カレッジ総合案内をお読みください。

受講申込票 受講申込票(PDF形式:72KB)
問い合わせ先

公益財団法人北海道文学館
〒064-0931 札幌市中央区中島公園1番4号
(地下鉄南北線中島公園駅または幌平橋駅下車 徒歩6分)

電話:011-511-7655 FAX:011-511-3266
Eメール:bungaku@h-bungaku.or.jp

総合案内 文学館カレッジ総合案内(PDF形式:954KB)

1 文学アラカルト 宮沢賢治を深く読むⅡ

昨年度、開催した「宮沢賢治」についての講座を視点を変えて今年度も開催します。
定員 各回20名

内容

1回目 詩集『春と修羅』を読む
宮沢賢治の詩は童話に比べると、難しいと言われています。
しかし、詩をじっくり読むと、新たな発見があるものです。
賢治が心象スケッチとよんだ詩集『春と修羅』を再読します。
宮沢賢治の詩集(文庫本等)をお持ちの方はご持参ください。

2回目 賢治詩における鉱物幻想
少年時代、鉱物採集に熱中した賢治は、「石コ賢さん」とよばれていました。
野外実習の折には、常にハンマーを忍ばせていて、傍らの石ころに槌音を響かせたそうです。賢治の愛した鉱物世界を、スライドや鉱物標本とともに紹介します。

3回目 賢治の短歌を読み解くⅠ
賢治は詩ばかりではなく、短歌も数多く残しています。
その短歌作品を2回に渡り解説していきます。

4回目 賢治の短歌を読み解くⅡ

開催日時

各日10:30~12:00

1回目  6月24日(土)   3回目  8月26日(土)
2回目  7月22日(土) 4回目  9月30日(土)
講師 1・2回目 若宮明彦(詩人、北海道教育大学札幌校教授)
3・4回目 田中綾(歌人、北海学園大学教授)
受講料 1回1,300円(文学館会員1,170円)
※各回ごとの受講、お支払いとなります。

2 文学アラカルト 俳句・川柳の世界

定員 各回20名

内容 第1回 川柳-田中五呂八をめぐる人々
第2回 黒田杏子の人と俳句
第3回 俳句の鑑賞法~俳句を「読む」ということ~
開催日時

各日10:30~12:00

1回目  10月28日(土)
2回目  11月25日(土)
3回目  12月23日(土)
講師 1回目 岡崎守(北海道川柳連盟顧問)
2・3回目 五十嵐秀彦(俳句作家)
受講料 1回1,300円(文学館会員1,170円)
※各回ごとの受講、お支払いとなります。

3 絵本を学ぶ-SDGsから絵本を見る

定員 20名

内容 1回目 絵本が伝える平和-地球に生きる
2回目 語りあい、育ちあうという営み
3回目 絵本を通して、つながる子どもたち
4回目 絵本を通して広がる世界
5回目 絵本を通して考える-未来に残したい価値観
6回目 絵本を通して-子どもたちと共に
開催日時

各日13:30~15:00

1回目  7月15日(土)   4回目 10月21日(土)
2回目 8月19日(土) 5回目 11月18日(土)
3回目 9月16日(土) 6回目 12月16日(土)
講師 1・6回目 杉浦篤子(藤女子大学名誉教授)
2回目 藤田進(札幌第一こどものとも社)
3回目 増山由香里(札幌国際大学准教授)
4回目 横田由紀子(元札幌大谷大学短期大学部保育科教授)
5回目 久保田知恵子(光塩女子短期大学非常勤講師)
受講料 全6回分7,200円(文学館会員6,480円)

4 生涯読書会「大江健三郎を読む」から古典へ

小林秀雄の『本居宣長』をようやく読了したのですが、今年度は大江健三郎の『晩年様式集』(講談社文庫)から遡って読んでいきます。後半は古典(日・露)も予定しています。
定員 20名

開催日時

各日10:30~12:00

1回目  6月17日(土)   6回目  11月18日(土)
2回目 7月15日(土) 7回目 12月16日(土)
3回目 8月19日(土) 8回目 1月20日(土)
4回目  9月16日(土) 9回目 2月17日(土)
5回目  10月21日(土) 10回目 3月16日(土)
講師 工藤正廣(北海道立文学館館長)
受講料 全10回分 12,000円(文学館会員10,800円)
前期・後期に分けてのお支払いも可。
初回テキストは大江健三郎『晩年様式集』(講談社文庫)をご用意ください。

5 続・永井荷風の日記を読む

荷風日記を読む意義はどのようなものでしょうか。それは、日々生起する出来事を、自分なりの見方で捉えることの参考にするということです。荷風散人のような透徹した観察眼・批評眼を獲得したいものです。今回は戦中から戦後にかけての荷風日記を読みます。実験小説『濹東綺譚』についても考えてみましょう。
テキストは『摘録断腸亭日乗』上・下2冊(岩波文庫)と『濹東綺譚』(岩波文庫、新潮文庫など)です。あらかじめ入手してください。
定員 20名
開催日時

各日13:30~15:00

1回目  6月24日(土)   4回目  9月30日(土)
2回目 7月22日(土) 5回目 10月28日(土)
3回目 8月26日(土) 6回目 11月25日(土)
講師 中澤千磨夫(当財団副理事長)
受講料 全6回分7,200円(文学館会員6,480円)

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