今後の特別展

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弥次さん喜多さんとたどる江戸の旅
歌川広重 ふたつの東海道五拾三次 ~保永堂版×丸清版~

会期:2019年6月8日(土)~8月18日(日) 前期・後期完全入替
(前期:6月8日(土)~7月15日(月・祝)、後期:7月17日(水)~8月18日(日))

江戸時代、幕府の街道整備によって、江戸と上方を結ぶ東海道が開かれました。 街道には茶屋や旅籠がおかれ、参勤交代の大名行列や商人、伊勢参りの旅人のほか、飛脚や駕籠かき、人足も往来盛んな大動脈となりました。 そうした状況のなかで、『東海道名所図会』などの名所絵や旅案内などの出版が相継ぐとともに、空前のヒット作、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』が旅ブームの先駆けとなったのもこの時代のことでした。

歌川広重(1797~1858/寛政9~安政5)が描いた保永堂版《東海道五拾三次》には、旅人や宿場の様子とともに各地の風物が情緒豊かに描き出され、爆発的な人気を博しました。 これにより広重が描いた東海道ものは、その後15年を経て刊行された丸清版《東海道五拾三次》を含め20種類以上にのぼり、名所絵師としての地位を不動のものにしたのです。 「保永堂版」と 「丸清版」は同じ宿場を描いていますが、構図や色使いだけでなく、季節や天候、時間帯、人物の動作などが異なっており、出版事情の違いや時代の好みの変化が感じられます。

本展では、『東海道中膝栗毛』の弥次郎兵衛と喜多八がくりひろげるハチャメチャ道中を追いながら、「保永堂版」と「丸清版」のふたつの東海道五拾三次を同時に展示し、日本橋から見附宿までを前期、浜松宿から京都までを後期としてご紹介します。 広重の細やかな情景の把握や豊かな構成力、彫師、摺師の卓越した技術など、時代を席巻した東海道五拾三次の魅力をお楽しみいたただければ幸いです。

展覧会チラシ(PDF形式:約2.1MB)

観覧料 一般700(560)円[1000円]、高大生450(360)円[700円]、
小中生300(240)円[400円]、65歳以上の方450(360)円[700円]
( )内は10名以上の団体料金
[]内は、前期後期ともご覧になる場合の割引料金
開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
※夜間開館(カルチャーナイト)7月19日(金)17:30~21:00
休館日 月曜(ただし7月15日(月)、8月12日(月)は開館)
7月16日(火)、8月13日(火)
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館、北海道新聞社、
北海道文化放送(株)
後援 北海道、札幌市、札幌市教育委員会
協力 公益財団法人日動美術財団、日本美術商事株式会社

関連イベント

記念講演会「江戸っ子たちの旅事情」

開催日時・会場 2019年6月23日(日)14:00~15:30 当館講堂
講師 山田順子(時代考証家)
申し込み方法 要申込・6月7日(金)9:00より電話にて受付。
(定員80名、先着順 無料)

特別展おもしろセミナー「広重とたどる、東海道名所・名産めぐり」

開催日時・会場 2019年6月29日(土) 14:00~15:00 当館講堂
講師 光岡幸治(当館学芸主幹)
定員 定員50名、先着順 無料

カルチャーナイト2019関連イベント 講演と落語「東海道の旅と落語」

開催日時・会場 2019年7月19日(金) 18:30~20:00 当館講堂
講師・出演 桂歌助(落語家)
申し込み方法 要申込・7月5日(金)9:00より電話にて受付。
(定員80名、先着順 無料)

職人実演会「よみがえる東海道五拾三次-浮世絵摺師のわざ」

開催日時・会場 2019年7月21日(日) 第一回10:00~、第二回14:00~(各約2時間)
当館講堂
実演・解説 三田村努(江戸伝承浮世絵手刷木版画 摺師)
申し込み方法 要申込・7月5日(金)9:00より電話にて受付。
(定員80名、先着順 無料)

映像作品鑑賞のつどい「真夜中の弥次さん喜多さん」

 宮藤官九郎監督/長瀬智也・中村七之助/2005年/124分

開催日時・会場 2019年7月28日(日) 13:30~ 当館講堂
申し込み方法 要申込・7月12日(金)9:00より電話にて受付。
(定員80名、先着順 無料)

ギャラリー・ツアー

開催日時・会場 2019年6月13日(木)、27日(木)、7月11日(木)、25日(木)、
8月8日(木) 各日11:00~、13:00~(約20分)
当館特別展示室(要観覧券/申込不要)
ごあんない 光岡幸治(当館学芸主幹)

ノンフィクション作家・保阪正康の仕事
-「昭和史」との対話

会期:2019年8月31日(土)~11月7日(木)

「昭和」とは、あの「戦争」とは何だったのか。保阪正康(ほさか・まさやす、1939年札幌市生まれ)は、「昭和」を生きた政治家、軍人などに取材を重ね、その証言や資料で実態を読み解いてきました。 『東條英機と天皇の時代』上・下(1979・80年)、『昭和陸軍の研究』(1999年)、『ナショナリズムの昭和』(2016年)など多数の著書で日本の近現代史を検証し続ける保阪正康の仕事を紹介、次代に語り継ごうとしている歴史の教訓を考えます。

観覧料 一般700(560)円、高大生450(360)円、小中生300(240)円、
65歳以上の方450(360)円
( )内は10名以上の団体料金

関連イベント

文芸講演会「私の仕事の流儀」

開催日時 2019年8月31日(土) 10:30~12:00
講師 保阪正康(ノンフィクション作家)
申し込み方法 要申込・8月16日(金)9:00より電話にて受付。
(定員80名、先着順)

ファミリー文学館
人形劇からとび出した人形たち

会期:2019年11月16日(土)~2020年1月13日(月・祝)

みんなが知っている「シンデレラ」や「オズのまほうつかい」の人形たちが文学館にやってきます。 会場では人形劇の人形の展示や、親子で楽しめる絵本コーナー、簡単な指人形を作れる手作りコーナーもあります。 また長く札幌市民に親しまれてきた「やまびこ座」「こぐま座」の歴史も紹介。舞台からとび出した人形たちと遊びましょう。

観覧料 無料

※期間中、人形劇の実演や読み聞かせなどを予定しています。詳細はお問合せください。


砂澤ビッキの詩と本棚-流動する風景

会期:2020年1月25日(土)~3月22日(日)

彫刻家・砂澤ビッキ(1931年~1989年)の蔵書の中には、20代の頃に鎌倉で出会った澁澤龍彦や、澁澤が翻訳したサド侯爵をはじめとするフランス文学、国内外の小説や詩集などがみられます。 それらの影響は、彼が手掛けた彫刻や素描、そして詩にも表れているといえるでしょう。 本展は、砂澤ビッキの旧蔵書、詩作とそれに関連した彫刻・素描、そして親交のあった文学者に焦点をあて、多彩な創作活動の根底にある深い精神性をさぐる展覧会です。

観覧料 一般500(400)円、高大生250(200)円、中学生以下・65歳以上無料
( )内は10名以上の団体料金

※会期中には、文芸講演会、朗読会などを予定しております。
具体的な内容、日程、参加方法は、別途チラシやホームページ等でご案内します。

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