今後の特別展

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絵本作家 降矢なな原画展

会期:2024年6月22日(土)~8月25日(日)

降矢なな(ふりや・なな、1961年~)は、スロバキア共和国在住の絵本作家。『めっきらもっきら どおん どん』(長谷川摂子作、福音館書店、「こどものとも」1985年8月号)でデビュー。「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(富安陽子文、福音館書店)「おれたち、ともだち!」シリーズ(内田麟太郎作、偕成社)など、多くの絵本や児童書の挿絵で活躍を続けています。ダイナミックな線と構図、明快な色彩……物語にふさわしい表現を駆使して子どもたちが絵本の世界であそび、夢中になれる工夫を凝らしています。
本展では、代表作を中心とした原画を紹介します。魅力あふれる絵本の世界をお楽しみください。

観覧料 一般700(550)円、
65歳以上の方、高大生450(350)円、小中生300(200)円

氷室冴子の世界 ふくれっつらのヒロインたち

会期:2024年9月7日(土)~11月10日(日)

氷室冴子(ひむろ・さえこ、1957~2008年)は、岩見沢市出身の小説家です。岩見沢東高等学校を経て藤女子大学文学部国文学科に進学し、在学中にデビュー。1980年代から90年代にかけて集英社の少女向け小説レーベル「コバルト文庫」の代表作家として活躍します。平安時代を舞台にした「なんて素敵にジャパネスク」、スタジオジブリでアニメ化された「海がきこえ る」、古代日本をテーマにしたファンタジー「銀の海 金の大地」など数々の人気作を生み出しました。氷室作品に登場する、自分の感情に素直に生きる「ふくれっつら」のヒロインたちは、時代を超えて生き生きとした魅力を放っています。
多くの読者に愛され続ける氷室冴子の作品世界を多彩な資料とともにご紹介します。

観覧料 一般700(550)円、
65歳以上の方、高大生450(350)円、小中生300(200)円

ファミリー文学館 雪が降る―本の中にも、文字の上にも……

会期:2024年11月23日(土・祝)~2025年1月19日(日)

北海道の冬は白い世界が広がり、雪の降ったあとの樹木は、枝に雪が降り積もり幻想的な雰囲気が醸し出されます。子どもの頃はうれしくて、楽しかった雪景色ですが、大人になるに つれ段々大変でちょっと憂鬱な気持ちになります。でも季節が巡ると一面の白い世界が訪れます。本の中にも、文学作品の中にも雪は降っています。作品の中では、ロマンチックな雪や、うれしい時、悲しい時に降っていた雪や開拓の苦労に伴う雪など、いろいろな雪が描かれています。
本展では北海道ゆかりの作品から雪を描いた小説、詩、短歌、俳句、川柳、絵本を紹介。文学の中の雪の冷たさ、暖かさを感じてみてください。

観覧料 無料

※開催期間中、朗読会や読み聞かせ、ワークショップなどを予定しています。詳細はお問い合わせください。


木原直彦と北海道の文学

会期:2025年2月1日(土)~2025年3月23日(日)

北の地に生まれ、時代の波にさらされながら多彩な成果を紡ぎ出してきた北海道の文学。 1966年、札幌で開催された北海道文学展は大きな成功を収め、翌年、北海道文学館が設立され、文学資料の収集とともに文学展の開催等の活動を積み重ね、1995年の北海道立文学館開館へと結実しました。北海道立文学館初代館長だった木原直彦(きはら・なおひこ、1930年~)は、北海道文学に関する数多くの著作を執筆しています。
2025年、開館30年を迎えるにあたり、本展では、木原の眼を通してバラエティ豊かなトピックスを取り上げ、明治以降の北海道の文学を回顧します。

観覧料 一般500(400)円、高大生250(200)円、
中学生以下・65歳以上無料
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