特別展
長谷川四郎とそのきょうだい

会期:2025年9月6日(土)~11月9日(日)
大正から昭和、函館出身の長谷川家の四人の兄弟――海太郎、潾二郎、濬、四郎は、それぞれ文学や絵画などに独自の足跡を記しました。
長兄・海太郎は林不忘、牧逸馬、谷譲次の3つものペンネームによる執筆で知られます。
末弟の四郎(1909~1987)は従軍と捕虜体験から小説 「シベリヤ物語」(1951年)や「鶴」(1953年)で注目を集め、その後も淡々とした表現のなかに、時空を自在に往来しつつ詩情とユーモアを湛えた創作を続けました。
本展ではこの才能溢れる四兄弟、とりわけ四郎の仕事に注目し、その自由人の境地から生まれる文学の魅力に迫ります。
展覧会チラシ(PDF形式:約4.7MB)
観覧料 | 一般500(400)円、高大生250(200)円 中学生以下・65歳以上無料 |
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関連イベント
講演会1「詩人としての長谷川四郎」
日時/会場 | 2025年9月21日(日)14:00~15:30 当館講堂(無料) |
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講師 | 池澤夏樹(作家、当館前館長) |
定員 | 60名 8月29日(金)9:00から電話受付(要申込、先着順) ★オンライン配信 オンライン配信のお申込みはこちらからお願いいたします。 受付:8月29日(金)9:00~ 配信期間:10月9日(木)12:00~11月9日(日)17:00 |
講演会2「『シベリヤ物語』と戦後文学の試み」
日時/会場 | 2025年10月19日(日)14:00~15:30 当館講堂(無料) |
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講師 | 前田和男(ノンフィクション作家) |
定員 | 60名 9月26日(金)9:00~ 電話受付(要申込、先着順) |
「長谷川四郎 物語の声」朗読とトーク
日時/会場 | 2025年10月11日(土)14:00~15:30 当館講堂(無料) |
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朗読・トーク | 工藤正廣(当館館長) |
朗読作品 | 長谷川四郎「勲章」(『シベリヤ物語』から) |
定員 | 60名 9月19日(金)9:00~ 電話受付(要申込、先着順) |
上映会「丹下左膳余話 百万両の壺」
日時/会場 | 2025年9月7日(日)14:00~ 当館講堂(無料) |
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監督 | 山中貞雄 |
原作 | 林不忘 |
出演 | 大河内伝次郎ほか、1935年/92分/日活 |
定員 | 50名 8月19日(火)9:00~ 電話受付(要申込、先着順) |
チラシ | 特別展「長谷川四郎とそのきょうだい」関連イベント(PDF) |
見どころ解説講座
日時/会場 | 2025年9月14日(日)、9月28日(日)、10月4日(土) いずれも14:00~15:00 当館講堂(無料) |
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講師 | 当館学芸員 |
定員 | 各回60名 8月27日(水)9:00~ 電話受付(要申込、先着順) |
ギャラリーツアー(展示解説)
日時/会場 | 2025年9月27日(土)、10月18日(土)、10月25日(土) いずれも11:00~11:40 特別展示室 |
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ご案内 | 当館学芸員 |
定員 | 10名程度(当日先着) |