今後の特別展

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生誕120年・没後60年 小津安二郎 ~世界が愛した映像詩人~

会期:2023年6月24日(土)~8月20日(日)

小津安二郎(おづ・やすじろう、1903年~1963年)は、日本を代表する映画監督のひとり。1923年に松竹蒲田撮影所に入所。 そして、市民の生活をテーマに自身の映像表現を確立していきます。戦後、全盛期に生み出された『東京物語』(1953年)はじめ数々の名作は世界的に高く評価され、大きな注目を集め続けています。 小津安二郎のメモリアルイヤーに開催する本展では、小津監督の足跡をたどり、その全体像に迫ります。

観覧料 一般700(550)円、65歳以上の方450(350)円、
高大生450(350)円、小学生300(200)円

関連イベント

小津安二郎 無声映画鑑賞会

日時 2023年7月8日(土)13:30~上映
会場 札幌エルプラザ 3階(札幌市北区北8条西3丁目28)
※会場は、北海道立文学館ではありません。ご注意ください。
出演 澤登 翠(活動写真弁士)
上映作品 国立映画アーカイブ所蔵作品『突貫小僧』
『出来ごころ』
申込方法 往復はがきにてお申し込みください。定員:200名
くわしくはチラシをご覧ください。
チラシ 小津安二郎 無声映画鑑賞会(PDF)

「スーホの白い馬」の画家 赤羽末吉

会期:2023年9月9日(土)~11月7日(火)

絵本『スーホの白い馬』は、馬頭琴の由来を雄大なモンゴルの風景のうちに表現し、出版から55年余を経てなお、日本中の子どもたちに読み継がれています。 赤羽末吉(あかば・すえきち、1910~1990年)はこの絵本を始め、日本、そしてモンゴルや中国の少数民族の民話に取材した、80年の生涯で約80冊もの絵本を発表しました。 本展では、赤羽末吉の画業を紹介しつつ、独特の「雪」の表現や、アイヌの民話に取材した「けちんぼおおかみ」についても注目します。

観覧料 一般700(550)円、65歳以上の方450(350)円、
高大生450(350)円、小学生300(200)円

左川ちか 黒衣の明星

会期:2023年11月18日(土)~2024年1月21日(日)

北海道余市町生まれの詩人・左川ちか(さがわ・ちか、1911~1936年)は本別町で幼少期を過ごし、小樽の高等女学校を卒業後、昭和初期に10代で上京。 兄の友人で同郷の伊藤整らとともに、新しい詩の形を求めて翻訳や詩作を始めました。故郷の風景を詩想へと昇華しながら、J.ジョイスやV.ウルフなどの翻訳も時代に先駆けて行い、 優れた言語感覚と独自の美学によって当時のモダニズム詩壇の最前線に立ちます。 しかし道半ば、24歳で病没しました。近年、再評価の機運が高まる左川ちかの短くも鮮烈な生涯とその詩の世界を、北海道の風土と文芸、モダニズム詩壇の興隆、翻訳の時代、現代における再生といった視点で探ります。

観覧料 一般500(400)円、高大生250(200)円、
中学生以下・65歳以上無料

100年の時を超える ―〈明治・大正期刊行本〉探訪―

会期:2024年2月3日(土)~3月24日(日)

当館では、明治・大正期に刊行された書籍を数多く所蔵しており、それらの中には、現在では貴重な初版本も少なくありません。また色鮮やかでモダンな装幀の本であったり、さらに当時の社会情勢が反映された内容であったりと、 近代日本の息吹を感じさせるものばかりです。2026年、大正が幕を閉じてから100年を迎えます。本展では、有島武郎、石川啄木、萩原朔太郎、三木露風、宮沢賢治、室生犀星、与謝野晶子など、 道内外の明治・大正期の著名文学者に着目し、刊行されてからおよそ100年の時を超える所蔵本を一堂に紹介します。

観覧料 一般500(400)円、高大生250(200)円、
中学生以下・65歳以上無料
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