第1期 山と文学
会期:2024年4月13日(土)~6月12日(水)
国土の多くを山地がしめるわが国では、古来から山をうたった詩歌や文章が数多く残されてきました。
明治になると交通網が発達して旅行が容易になり、登山がさかんになっていきます。登山者の多くは、山に登るだけでなく、雑誌などに山への思いや情報を寄稿しました。「ヌプリ」「アルプ」「北大山岳部々報」などの雑誌、深田久弥、畦地梅太郎らの著書。登山家であると同時に、小説家・画家、俳人・版画家だった坂本直行と一原有徳は、絵と文章で山への思いを語っています。山を題材にした小説も数多く生まれ、山とともに暮らす人々、生死をかけた山行、さまざまな山と人の関わりが書かれています。当館資料によってさまざまな山の魅力をご紹介します。
常設展・文学館アーカイブ2024 第1期 山と文学 チラシ(PDF)
関連事業のご案内
開催日時 |
5月15日(水)講座「坂本直行―登山家、作家、画家」
5月29日(水)講座「一原有徳―登山家、俳人、版画家」
各日 14:00~15:00
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内容・申込方法 |
講師:当館学芸員 会場:当館講堂
定員:各回50名(事前申込制、電話受付、先着順) |
申込受付開始日 |
講座「坂本直行―登山家、作家、画家」 5月1日(水)9:00 から受付
講座「一原有徳―登山家、俳人、版画家」 5月15日(水)9:00 から受付 |
第2期 嗚呼 メレヨン島
会期:2024年6月25日(火)~9月16日(月・祝)
ミクロネシア連邦ウォレアイ環礁(メレヨン島)。
太平洋戦争時ここに駐留した兵士の飢餓の苦しみと望郷をテーマとした柿本胤二の絵画を紹介します。
常設展 文学館アーカイブ 2024 第2期 嗚呼、メレヨン島 柿本胤二遺作絵画展 チラシ(PDF)
関連事業のご案内
A「嗚呼、メレヨン島ー柿本胤二遺作絵画展」記念講演会
内容 |
・第一部 置き去りにされた国防の最前線
谷口孝男(公益財団法人北海道文学館理事)
・第二部 忘れることのできない世界を描いて
苫名直子(北海道立文学館副館長)
聴講無料
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開催日時・会場 |
8月11日(日)14:00~15:20 当館講堂 |
申込方法 |
事前予約制 7月23日(火)9:00より電話受付 50名 |
B 文学散歩「護国神社~文学館」
内容 |
護国神社彰徳苑内「メレヨン島戦没者慰霊碑」~中島公園~
北海道立文学館のコースを歩き、本展覧会を観賞後解散。
ご案内:当館職員 参加無料
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開催日時 |
9月11日(水)10:00~12:00 |
申込方法 |
事前予約制(8月27日(火)9:00より電話受付)10名 |
第3期 森田たまと素木しづ
会期:2024年9月28日(土)~12月28日(土)
札幌で生まれ、同じく森田草平に入門し大正の初期に小説家としてデビューした二人の女性。
小説家としての歩みや作品世界を資料をもとに紹介します。
第4期 札幌の映画と演劇 80年代を中心に
会期:2025年1月11日(土)~3月23日(日)
1980年代の札幌における映画や演劇の動向を、当時の資料とともに紹介します。
常設展 文学館アーカイブ 第4期 札幌の映画と演劇 80年代を中心に チラシ(PDF)
関連事業のご案内
展示解説講座
開催日時・会場 |
2025年2月27日(木)14:00~15:00 当館講堂 |
講師 |
当館学芸員 |
申込方法 |
事前予約制 2025年2月13日(木)9:00より電話受付 |