平成24年度の特別展

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高橋揆一郎の文学

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会期:2013年1月31日(木)~3月24日(日)

作家・高橋揆一郎(1928-2007年)は歌志内で抗夫の家に生れました。 40代初め、札幌の文芸同人誌「くりま」に加わり、小説を発表、炭抗町などを舞台に北の人々のペーソス(悲哀)を語る、その独自のスタイルが注目され、『伸予』(1978年)で第79回芥川賞を受賞しました。 それ以後も『五番棟の梅』(1978年)『狐沢夢幻』(1979年)『北の旗雲』(1979年)など炭抗(やま)の人々や作家の遍歴を生き生きと語って、北の哀歌(エレジー)を綴りつづけました。 本展では、その文学世界とともに、イラストレーター・漫画家としての一面、神田日勝美術館長としての仕事もあわせて紹介します。

展覧会チラシ (PDF形式:約1.3MB)

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 一般600(480)円、高大生350(280)円、小中生250(200)円
( )内は10名以上の団体料金
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館、北海道新聞社
協力 歌志内市、歌志内市教育委員会
後援 札幌市、札幌市教育委員会
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第7回小・中学生短歌コンテスト作品展

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会期:2013年1月5日(土)~2013年1月20日(日)
《同時開催》「夏休み文学道場作品展」

第7回小・中学生短歌コンテストに寄せられた短歌全作品を会場に掲示します。また、優れた作品は審査の上、表彰します。今年度は4,666点の応募がありました。今年の力作を会場でじっくりご覧下さい。

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 無料
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館、北海道新聞社
後援 北海道歌人会

表彰式

会場:当館地階ロビー
日時:2013(平成25)年1月12日(土)14:00開始

審査員(敬称略)

内田 弘(北海道歌人会代表)、阿知良光治(北海道歌人会事務局長)
加藤吉昭(北海道歌人会幹事)、平原一良(北海道立文学館副館長)

表彰作品の発表

厳正な審査の結果、こちらの作品が選ばれました。
おめでとうございます!

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夏休み文学道場作品展

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過去の「夏休み文学道場」の光景

会期:2013年1月5日(土)~2013年1月20日(日)
《同時開催》「第7回小・中学生短歌コンテスト作品展

夏休み文学道場は、中・高校生を対象に、夏休み中の3日間[今年は8月1日(水)~3日(金)]、特別講師から集中的に文芸創作の基礎や執筆のテクニックを学ぶ講座です。作家の小路幸也さんの指導により、書きたい作品をイメージすることから実際に執筆するまでをじっくり学びます。参加者それぞれの創作の成果や講座の様子をご紹介します。

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 無料
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館
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戦後北海道の演劇

会期:2012年11月2日(金)~12月16日(日)

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戦後に入ってから本格的に始動した「北海道演劇」。地域に根ざした地道な演劇活動は、数多くの優れた作品、公演を創り出してきました。 劇団さっぽろやTPS-シアタープロジェクトさっぽろ、富良野塾などのプロ劇団、北海道演劇集団加盟の劇団や、帯広演研、 イナダ組などのほか80といわれる札幌のアマチュア劇団、中学・高校演劇をはじめとする学校演劇、函館野外劇など地域の住民参加劇、児童劇・人形劇や鑑賞運動の動向・・・・・・ 多岐にわたる戦後北海道の演劇の活動と広がりを、ポスターや上演台本、公演写真などの演劇資料でたどり、芝居づくりにかけた演劇人たちの熱いメッセージを伝えます。

展覧会チラシ (PDF形式:約1.3MB)

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 一般400(320)円、高大生200(150)円、中学生以下及び65歳以上無料
( )内は10名以上の団体料金
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館、「戦後北海道の演劇」展実行委員会、
北海道新聞社
監修 鈴木喜三夫(演出家・北海道演劇史研究)、森一生(劇作・演出家)
後援 札幌市、札幌市教育委員会
協力 札幌劇場祭、札幌市青少年女性活動協会、札幌市中文連・演劇専門委員会、
道高文連・演劇専門部、道東小劇場ネットワーク、北翔大学、北海道演劇鑑賞団体連絡会、
北海道演劇財団、北海道演劇集団、北海道子ども劇場おやこ劇場連絡会、
北海道人形劇協会、北海道舞台塾実行委員会
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新美南吉生誕100年 ごんぎつねの世界

sp_2012-09会期:2012年9月8日(土)~10月21日(日)

国民的童話作家・新美南吉(1913-1943年)の生誕100年を記念した回顧展です。 愛知県半田市に生まれ、29年の短い生涯に、「ごんぎつね」「てぶくろをかいに」をはじめ世代を超えて愛される名作を生みだしました。その存在は宮澤賢治と並ぶと評されます。2013年に生誕100年となる機会に、原稿、日記、書簡、遺品、挿絵原画などによって、その芸術を多角的に紹介します。

展覧会チラシ (PDF形式:約1.9MB)

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 一般600(480)円、高大生350(280)円、小中生250(200)円
( )内は10名以上の団体料金
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館、毎日新聞社、半田市、半田市教育委員会
後援 札幌市、札幌市教育委員会、NHK札幌放送局、日本児童文学者協会北海道支部
協力 新美南吉記念館
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ファミリー文学館「怪奇幻想文学館 文豪たちのこわーい話」

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夏休みに親子で観覧する怖くて楽しい企画。大人だけでも楽しめます。 江戸時代から1950年代頃までの文豪たちによる怪談奇談をテーマに、日本の三大怪談や主要な怪談小説集、代表的な短編小説、随筆などをわかりやすく紹介します。 妖怪挿絵の映像や子供用のワークシートにより古典に広く親しめる内容です。

紹介作家:上田秋成、三遊亭圓朝、小泉八雲、泉鏡花、柳田国男、夏目漱石、芥川龍之介、内田百閒、宮澤賢治、太宰治など。

展覧会チラシ (PDF形式:約1.1MB)

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 無料
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館
後援 札幌市、札幌市教育委員会
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いせひでこ・絵本の世界―私の木、心の木

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ルリユールおじさん(2006年)

会期:2012年6月2日(土)~7月16日(月・祝)

札幌市出身の絵本作家・いせひでこ(1949年~)は、『ルリユールおじさん』(2006年、講談社出版文化賞絵本賞受賞)などの創作絵本や、宮澤賢治『水仙月の四日』(1995年、産経児童出版文化賞美術賞受賞)などの挿絵で知られます。

東京芸術大学でデザインを学び、在学中にパリへ遊学。旅先で目にしたさまざまなできごとから生まれる書物は、詩情あふれる絵と選び抜かれた言葉で紡がれ、読者を独自の空間へといざないます。今までに手がけた児童書は100冊を超え、そのおだやかで美しい世界観は、子どもから大人まで幅広い世代から支持されています。

作家にとって、13歳まで北海道で暮らした記憶――空気や空の高さ、冬から春へのはっきりした四季の変化は、絵本作家になる上で重要な役割を果たしたといいます。札幌、小樽での少女期の思い出が鮮やかに描かれるエッセイ集『七つめの絵の具』(2010年刊)は、昨年、第37回北海道指定図書読書感想文コンクール高等学校の部の指定図書にも選ばれました。

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本展では、『ルリユールおじさん』『大きな木のような人』『まつり』の「木の三部作」の原画をはじめ、近作のテーマである「木」に作家がこめる深い思いや作家が長年にわたって探求し続けている宮沢賢治やゴッホの世界を紹介。また、一冊の本をつくるために幾重にも積み重ねられた旅の記録や創作スケッチ、エスキース(下絵)を合わせて展示し、一つのテーマが新たなテーマへとつながり豊かな広がりをみせていく、いせひでこの絵本の世界の魅力を伝えます。

展覧会チラシ (PDF形式:約1.2MB)

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 一般400(320)円、高大生200(150)円、中学生以下及び65歳以上無料。
( )内は10名以上の団体料金
主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館、北海道学校図書館協会
後援 札幌市・札幌市教育委員会、札幌市学校図書館地域開放協議会、北海道読書推進運動協議会、北海道図書館振興協議会、(財)北海道青少年育成協会、北海道書店商業組合、北海道児童文学者協会北海道支部、北海道子どもの本連絡会、絵本コミュニティKURABU、日本こどもの本研究会
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常設展プレミアム「書物の美~明治・大正期の詩集~」

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会期:2012(平成24)年4月20日(金)~5月20日(日)

明治・大正期の詩集を中心に、装幀の美しい本や珍しい本を展示し、書物の魅力を紹介します。 宮澤賢治『春と修羅』、高村光太郎『道程』、萩原朔太郎『月に吠える』などの初版本や、装幀の歴史上でも“黄金期”と言われる明治・大正期の詩集は、大変貴重です。 およそ100年前の歳月を経て、いまもなお読み継がれている書物の数々をこの機会にお楽しみください。

展覧会チラシ (PDF形式:約1.2MB)

開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
会場 北海道立文学館特別展示室
観覧料 一般400(320)円、高大生200(150)円、中学生以下・65歳以上無料
( )内は10名以上の団体料金です。
※上記料金で常設展示室もご覧いただけます。
主催 北海道立文学館・公益財団法人 北海道文学館
後援 札幌市・札幌市教育委員会
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