北海道放送映画(通称・HBC映画社=現HBCフレックス)によって制作された1960年以降の記録映画の台本110冊が、HBC映画社元役員でシナリオ作家の森道夫氏から当館へ寄贈されました。
「郷土と自衛隊」、「札幌オリンピック作戦」、「知床の詩」などのタイトルが、時代を物語ります。
これら台本に加え、放送作家の佐々木逸郎氏(1927〜1992)旧蔵資料を中心に。当館が所蔵する北海道の放送文化に関する資料をご紹介します。
◇HBC映画社 記録映画台本
<2008(平成20)年度 森道夫氏 寄贈>
寄贈された台本は、1963(昭和38)年から1988(昭和63)年までに制作された110冊
です。
ラムサール条約国への引き金にもなった「北海道の湿原」や世界遺産に指定された
知床を題材にした「知床の詩」などの話題作、各種コンクールで受賞した脚本もありま
す。
◇『北海道放送NETWORK』
北海道放送企画室、1962(昭和37)年〜不明
<1997(平成9)年度 収蔵>
『北海道放送NETWORK』は、1954(昭和29)年から1960(昭和35)年まで刊行されたPR誌『HBCウィークリー』を引き継ぎ、1962(昭和37)年創刊した。部数4000部、A5版、100ページの小冊子です。発行当初の内容は、北海道経済の解明が中心でしたが、次第に放送文化を中心とする総合雑誌的な編集方針が強く打ち出されていきました。
◇佐々木逸郎氏旧蔵資料
<2002(平成14)年度 佐々木耕氏 寄贈>
放送作家佐々木逸郎氏の旧蔵資料には、HBCをはじめテレビ各局との打ち合わせノートや録音テープ、放送関係新聞記事のスクラップなどがあります。それらの資料からは、北海道の放送文化の初期の息吹を感じられます。
*佐々木 逸郎(ささき・いつろう)
1927(昭和2)年11月28日〜1992(平成4)年 1月17日
渡島管内松前町生まれ。函館高等経理学校を中退。詩人として詩誌「凍原帯」
「野生」「ATOM」に参加した。詩集に昭和53年度北海道新聞文学賞を受賞した
『劇場』などがある。
昭和33年から9年間NHK札幌放送局の専属脚本家となり、のち日本放送作家協会員として放送(テレビ、ラジオ)と舞台作品を多く手がけた。
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