太宰治 ― 創作の舞台裏
会期:2021年4月17日(土)~6月24日(木)
※会期が変更になりました。
太宰治(だざい・おさむ、1909~1948年)は、青森県北津軽郡金木村(現・五所川原市)に、大地主の六男(二人の兄が夭折したため、事実上の四男)として生まれました。その出自と肉親との複雑な関係などに苦悩し、破滅的な生活を送りながらも39年の短い生涯において多くの作品を残しました。
とりわけ晩年の名作「斜陽」、「人間失格」をはじめとする数々の作品は、時代を超えた感性をそなえ、世代や性別を問わず幅広い読者を得ています。
本展では、太宰治の資料では他の追随を許さぬ一大コレクションを誇る日本近代文学館所蔵の「太宰治文庫」を中心とする直筆原稿や草稿、ノートをはじめ図書や雑誌などの各種資料を丹念に追い、作品成立にいたるまでの「創作の舞台裏」を探ろうとするものです。
これらを読み解くことの面白さを通じて、作品が生み出される創造の機微に触れていただければ幸いです。なお、一昨年、存在が明らかになった「お伽草紙」の完全原稿は、東京に続いて2番目の公開となります。
展覧会チラシ(PDF形式:約1.9MB)
観覧料 | 一般700(560)円、高大生および65歳以上の方450(360)円、 小中生300(240)円 ( )内は10名以上の団体料金 (詳細はお問い合わせ下さい) |
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開館時間 | 9:30~17:00(入場は16:30まで) |
休館日 | 月曜日。ただし、5月3日(月・祝)は開館し、5月6日(木)は休館。 |
主催 | 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館(北海道立文学館指定管理者)、 北海道新聞社 |
後援 | 北海道、札幌市、札幌市教育委員会 |
協力 | 公益財団法人日本近代文学館、青森県近代文学館 |
※団体でおこしの場合は事前にご連絡ください。
関連イベント
文芸講演会1「太宰治の『右大臣実朝』を考える -作品が生み出されるまで-」
※中止となりました。
日時・会場 | 2021年5月8日(土) 5月22日(土) 14:00~15:30 当館講堂(無料) |
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講師 | 工藤正廣(当館館長) |
申し込み方法・定員 | 要申込。4月20日(火)9:00から電話受付 (先着順/定員25名) |
文芸講演会宰2「太治 防空壕・はやり歌幻想-乱歩・弴・小津など-」
※中止となりました。
日時・会場 | 2021年5月16日(日) 14:00~15:30 当館講堂(無料) |
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講師 | 中澤千磨夫(北海道武蔵女子短期大学教授、当財団理事) |
申し込み方法・定員 | 要申込。4月27日(火)9:00から電話受付 (先着順/定員25名) |
上映会「真白き富士の嶺」
※中止となりました。
日時・会場 | 2021年5月23日(日) 13:30~ 当館講堂(無料) |
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申し込み方法・定員 | 要申込。5月7日(金)9:00から電話受付 (先着順/定員25名) |
朗読会「『お伽草紙』で味わう人間・太宰治」
※中止となりました。
日時・会場 | 2021年5月30日(日) 13:30~15:00 当館講堂(無料) |
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朗読 | 村井裕子(フリーアナウンサー)、藪淳一(フリーアナウンサー) |
申し込み方法・定員 | 要申込。5月14日(金)9:00から電話受付 (先着順/定員25名) |
見どころ解説
※中止となりました。
日時・会場 | 2021年4月22日(木)、5月20日(木)、27日(木)、6月3日(木) 各日14:00~(約30分) 当館講堂(無料) |
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定員 | 25名(申込不要・先着順) |
講師 | 当館学芸員 |