2010(平成22)年度
ウィークエンドカレッジ講座

 文学や芸術および隣接諸分野の「知」の成果に体系的にふれながら、より水準が高く本格的かつ継続的な勉強ができる場「ウィークエンド・カレッジ」。
 本年度も北海道立文学館を会場に開講いたします。各講座の開講に際しては、それぞれの分野で専門的な研究活動を続ける講師陣の協力が得られました。皆様の積極的なご参加をお待ちいたします。


1.児童文学創作教室 
2.朗読で楽しむ北海道の文学 
3.折口信夫・釈迢空―学問と作品を読む
4.遺書にみる人間ドラマ〜生と死のはざまで〜
5.シネマにみる文学の風景
6.モーツァルトの楽しみ パートU
7.イタリア文学講読「マタイ伝を読む」(継続講座)

(財)北海道文学館賛助会員には受講料の割引があります。

お申込み・お問い合せ先

◆受 講 申 込:2010年5月1日(土)より 
           定員となりしだい、申し込み受付を終了いたします。

◆申 込 方 法:「受講申込票」を事務局(文学館)まで郵送、FAX、
          Eメールでお送りください。電話での予約も可能です。
          (受付時間 am. 9:00〜pm. 5:00)

◆受講申込用紙:[受講申込用紙](PDF形式:約700KB)
◆問い合わせ先:財団法人北海道文学館
           〒064-0931 札幌市中央区中島公園1番4号
                    (地下鉄南北線中島公園駅または幌平橋駅下車 徒歩6分)
                    Tel. 011-511-7655 Fax. 011-511-3266
                    Eメール bungaku@h-bungaku.or.jp

◆総合案内・受講申込書:[文学館ウィークエンド・カレッジ案内](PDF形式:約450KB)

1 児童文学創作教室

 あなたも創作にチャレンジしてみませんか?
 初めてトライする人も、もっと書いてみたいと思っている人も大歓迎です。
 昨年度に引き続き全11回の講座は、前半は実作指導を中心に、後半は作品集への発表に向けて指導をしていきます。あなたの想いを形にしていきましょう。1年間の最後に受講生のみなさんの成果を作品集として発行します。

講師:小笠原洽嘉、加藤多一、柴村紀代、升井純子(児童文学者)

定員:20名

受講料:全11回 16,500円(15,000円)

     [受講料の( )は北海道文学館賛助会員受講料]

開講時間:毎回13:30〜15:00

第1回 5月21日(金) 第10回 2月18日(金)
第2回 6月18日(金) 第11回 3月18日(金)
第3回 7月16日(金)
第4回 8月20日(金)
第5回 9月17日(金)
第6回 10月15日(金)
第7回 11月19日(金)
第8回 12月17日(金)
第9回 1月21日(金)

2 朗読で楽しむ北海道の文学
本講座は都合により、開講中止となりました

 朗読は、複数の人たちと共に読書を楽しむ方法です。
 著者が作った物語を自分の音声表現で他人に伝えるには、自分だけが理解するための音読にはない発想と技術が必要です。
 他人に伝える音声表現に必要な考え方や鍛錬(伝わりやすいイントネーション、文章のくくり方、句読点の扱いなど)を北海道の文学作品をテキストに、楽しみながら実践的に学んでいきます。

講師:館野直光(ナレーター・元NHKアナウンサー)

定員:10名

受講料:全18回 27,000円(24,000円)【5月、10月の2回に分納可】

     [受講料の( )は北海道文学館賛助会員受講料]

開講時間:毎回10:30〜12:00

第1回 5月22日(土) 第10回 10月23日(土)
第2回 6月12日(土) 第11回 11月13日(土)
第3回 6月26日(土) 第12回 11月27日(土)
第4回 7月10日(土) 第13回 12月11日(土)
第5回 7月24日(土) 第14回 12月25日(土)
第6回 8月28日(土) 第15回 1月8日(土)
第7回 9月11日(土) 第16回 1月22日(土)
第8回 9月25日(土) 第17回 2月12日(土)
第9回 10月9日(土) 第18回 2月26日(土)

3 折口信夫・釈迢空―学問と作品を読む

 国文学者・民俗学者として戦前戦後の思想形成に大きな影響力を発揮した折口信夫(1887‐1953)は、釈迢空の筆名でも活躍し、歌集『海やまのあひだ』、詩集『古代感愛集』、小説『死者の書』などの優れた作品を残しました。その名は知らなくても、物語や映画などで傷ついた流れ者が登場する話を目にしたことのない人はいないでしょう。折口信夫はこのような話の形に「貴種流離譚」と命名し、流れ者には有史以前の神の原像「まれびと」の姿が投影されていると説きました。その学問体系の有効性は現代もなお失われていません。この講座では折口信夫の著作を読んで、現代文化の諸相をどのように読み解くことができるのか説いていきます。

講師:月岡道晴(國學院大學北海道短期大学准教授・ 同短大部コミュニティカレッジセンター長)

定員:10名

受講料:全10回 15,000円(13,500円)

     [受講料の( )は北海道文学館賛助会員受講料]

開講時間:毎回13:30〜15:00

第1回 6月5日(土)
第2回 7月3日(土)
第3回 9月11日(土)
第4回 10月2日(土)
第5回 11月6日(土)
第6回 12月4日(土)
第7回 1月8日(土)
第8回 2月5日(土)
第9回 2月19日(土)
第10回 3月5日(土)

4 遺書にみる人間ドラマ〜生と死のはざまで〜

 永年にわたって合田一道氏が集めた資料を基に、歴史に残る人びとの様々な最期の言葉に残された人間ドラマを合田氏が語ります。
第1回〈文学者〉有島武郎、芥川龍之介、太宰治
第2回〈幕末〉  吉田松陰、白虎隊、土方歳三
第3回〈女性〉  高橋お伝、唐人お吉、松井須磨子、金子ふみ子

講師:合田一道(ノンフィクション作家)

定員:20名   

受講料:全3回 4,500円(4,000円)

     [受講料の( )は北海道文学館賛助会員受講料]

開講時間:毎回13:30〜15:00

第1回 6月12日(土)
第2回 7月10日(土)
第3回 8月21日(土)

5 シネマにみる文学の風景

第1回〈『Love Letter』(小樽市)〉 喜多義憲
第2回〈『挽歌』(釧路市)〉 武島靖子
第3回〈『阿寒に果つ』(札幌市)〉  高村賢治
第4回〈『森と湖のまつり』(標茶町)〉 佐々木純
第5回〈『コタンの口笛』(千歳市)〉  加藤敦
第6回〈『駅/STATION』(小樽市)〉 和田由美

 札幌に「映像ミュージアムを設置したい!」という思いは、かねてから映画ファンや映画関係者の間にありました。北海道は全国でも有数のロケ地で、文学とゆかりの作品も数多くあります。また、映画上映では全国とほぼ同じくらい古い歴史を持ち、未発掘の映像資料もかなり眠っています。その貴重な財産が放置され、消滅していくのを私たちは、黙って見過ごす訳にはいきません。そこで、2001年に設立されたのが、NPO法人「北の映像ミュージアム」推進協議会です。以来、北海道をロケ舞台とした作品の上映やロケ地を歩いてルポする新聞連載「シネマの風景」など、数多くの活動が続いています。このウィークエンド・カレッジでは、北の映像ミュージアムのメンバーが、実際に現地ルポした作品の魅力や裏話などを多角的に紹介します。

講師:喜多義憲、武島靖子、高村賢治、佐々木純、加藤敦、和田由美
    (「北の映像ミュージアム」推進協議会メンバー)

定員:20名

受講料:全6回 9,000円(7,500円)

     [受講料の( )は北海道文学館賛助会員受講料]

開講時間:毎回13:30〜15:00

第1回 6月19日(土)
第2回 7月17日(土)
第3回 8月28日(土)
第4回 9月18日(土)
第5回 10月16日(土)
第6回 11月20日(土)

6 モーツァルトの楽しみ パートU

 音楽史上最高の作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
 前回はその誕生から、旅から旅にあけくれた青春時代、ピアニストとしてウィーン楽壇に君臨していた中年時代、経済的不如意に苦しんだ晩年までを、器楽とオーケストラ曲を中心におってみました。
 一方また、モーツァルトは、劇場の人でもありました。オペラ・セリア、ブッファ、ジングシュピールと劇場作品は20曲以上を数え、いまでも世界中で上演されて高い人気を誇っています。
 今回は、こうした劇作品や室内楽を中心に、映像や録音などを鑑賞しながら、その魅力に満ちた世界を紀行します。時間の関係で前回もれたピアノ曲や歌曲、コンチェルトなども、随時、解説していきます。

講師:瀬戸正昭(詩人・詩誌「饗宴」主宰者)

定員:10名

受講料:全5回 7,500円(6,000円)

     [受講料の( )は北海道文学館賛助会員受講料]

開講時間:毎回13:30〜15:00

第1回 6月26日(土)
第2回 7月24日(土)
第3回 9月25日(土)
第4回 10月23日(土)
第5回 11月13日(土)

7 イタリア文学講読「マタイ伝を読む」(継続講座)

 『マタイ伝』講読もいよいよ「山上の説教」まで来ました。
 わたしたちが日頃親炙している言葉や思想の源流をイエスの言動のなかに見いだし、イエスの影響がいかに大きいか、当時の人々がいかに感銘を受けたかということを痛感しています。たとえば「人はパンだけで生きるのではない」という言葉を悪魔の誘惑の件で読んだ時の驚き。
 さらにシモンやアンデレが仕事の漁をただちに捨ててイエスに従ったこと、また病気の人がなぜ苦しい体でイエスのもとまで馳せ参じ、わざわざイエスの衣に触れたのかということの意味にも思いをいたしています。
 イエスとの関係で、旧約聖書にも目を配っています。

講師:工藤知子(イタリア文学者)

定員:10名

受講料:全10回 15,000円(13,500円)

     [受講料の( )は北海道文学館賛助会員受講料]

開講時間:毎回13:30〜15:00

第1回 6月5日(土)
第2回 7月3日(土)
第3回 9月4日(土)
第4回 10月2日(土)
第5回 11月6日(土)
第6回 12月4日(土)
第7回 1月8日(土)
第8回 2月5日(土)
第9回 3月5日(土)
第10回  3月19日(土)

過去の「ウィークエンドカレッジ」

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